いらない家具を上手に売る方法

今回ご紹介するのは、いならくなった家具の処分法としては最も得する「売る」ための方法です。

(3) 売れる家具なら売りたい

愛着のある家具は、できれば捨てたくないし、誰かに使ってほしいと思いますよね。
不要になった家具を売る方法は、いくつかあります。

・リサイクルショップに買取依頼する

処分したい家具が壊れていたり、古かったり、傷があったりすると、リサイクルは難しくなります。
けれど、まだ使えるきれいな家具なら、リサイクルショップに買取依頼してみるのがいいでしょう。多くのお店は見積もり無料なので、まずは相談してみましょう。

[家具を高く買い取ってもらうコツ]

まずは、家具をお掃除してなるべくきれいな状態で査定してもらいましょう。
他にも、リサイクルショップに自分で持ち込むと、査定価格が上がるケースがあります。とはいえ、持ち込んでみて買取拒否だったらガッカリしてしまいますので、電話などで先に何を持ち込みたいかを伝えてみるのがいいでしょう。

・インターネット経由で売る

家具は、ネットオークションやフリマアプリを使って、自分で売ることもできます。
自分で全て手配する分、一番高く売れる可能性があるでしょう。
特にきれいな状態のブランド家具は、価格がつくケースが多いです。ただし、出品の手数料がかかりますし、配送の手配など自分ですることも多いので、丁寧にお取引することが大切です。

・地域の掲示板などで格安で家具を譲る

この場合、「自宅まで引き取りに来てくれることが条件」など、地元ならではの条件を自分で決めることもできるので、有利な取引ができる可能性があります。
ベビーベッドなど需要がある家具を捨てなければならないとき、すぐに自宅まで取りに来てくれる人もいますので、オークションやリサイクルショップで価格がつかない家具は、無料か格安で譲渡に出すと、処分費をかけずに手放すことができるかもしれませんよ。

◆まとめ◆

一般的に大きな家具は、家電よりも売ることが難しいものです。

「絶対に売りたい」よりも「処分費がかからなければいい」くらいの気持ちで、リサイクルショップに依頼したり、格安で譲渡記事を出したりすると、処分費がゼロになるかもしれません。

結局のところ、大きな家具を自分の都合の良いスケジュールで処分するのは大変です。引っ越し準備でバタバタしているとき、時間をかけて家具を売るのは難しいはず。「お金を払って引き取ってもらう」ことも考えつつ、早めに家具の処分のために動き出すことが大切です。

買うときはワクワクの家具ですが、引っ越しなどで処分するときは面倒なものになってしまいます。今や家具・家電はレンタルやサブスクリプションが便利になっているので、家具や家電を買う前にチェックしてみるもの良いと思います。

家具処分-業者引き取り方法

いらない家具を業者に引き取ってもらう方法

前号では、いらなくなった家具を捨てる場合の注意事項をお伝えしましたが、今回は、業者に引き取ってもらう際の注意事項です。

(2) 業者に引き取ってもらうのは?

  • 不用品回収業者に依頼する

「粗大ゴミとして捨てるなら、家の外まで家具を出さないといけないので大変」

「家具が重くて持てない」

こういう場合は、不用品回収業者に依頼する方法があります。

粗大ゴミとして捨てるよりはお金がかかりますが、自治体に依頼する場合と違って、自分の好きな時間に引き取ってもらえるというメリットがありますね。

しかも、業者によっては「捨てたい」と思った当日に家まで来てくれることもあります。重くて自分では動かせない家具を引き取ってもらえるのはとても助かります。

ちなみに、「無料引取」や「高価買取」と宣伝している業者でも、回収料金がかかることはよくあります。回収業者は、引き取った家具を売りに出すことで利益を得ているので、売れない商品については、やはりこちらからお金を払う必要があるんです。

家具をトラックに乗せてから高額の回収料金を要求されるなど、悪質なケースもありますので、事前に見積もりをとっておくことが大切です。

[回収業者を選ぶときのポイント]

インターネットで不用品回収業者を選ぶときは、一般廃棄物収集運搬業許可の許可番号がホームページに記載されているかどうかをチェックしましょう。無資格の業者に依頼すると、後でトラブルになりがちです。

他にも、街中を宣伝して走っている不用品回収トラックだと、この許可を受けているか分からないケースが多いので、避けた方が無難と言えるでしょう。極端に安い業者は、不法投棄や個人情報の流出があったという事例もあります。適切な価格で、さらに料金が分かりやすく提示されているサイトがお勧めです。

 

  • 引っ越し業者に引き取りを依頼する

引っ越しのタイミングなら、引っ越し業者に家具を引き取ってもらえます。

料金がかかることが多いですが、引っ越し当日まで使い続けることができますし、運び出しもやってもらえます。信頼できる引っ越し業者なら処分をお任せするのも安心ですね。

さらに、ゴミの量が多い場合は、思ったよりも処分費がお安くなるケースもあります。まずは見積もりを依頼してみましょう。

次号は、上手に売る方法ともっとお得な方法についてもお伝えします。

いらない家具は、捨てる?引き取ってもらう?それとも売れる?

引越し時の家具

部屋の隅に置いてある、使わなくなった家具。処分しないのは、「面倒だから」という理由が大きいのではないでしょうか?

いまは、粗大ゴミを捨てるのにもお金がかかる時代ですから、なかなか思い切って処分できない家庭も多いようです。

でも、いつかは処分するタイミングが来ますよね。

「断捨離しようと思うので、家具を捨てたい」

「引っ越し先で新品を買うから、古い家具はいらない」

「家具を捨てれば、引っ越し代金の節約になる」

大きな家具を処分するのは一苦労。しかも、家具によって捨て方が変わってきます。

ゴミとして出すなら、住んでいる自治体のゴミ収集ルールをチェックしなければなりません。「面倒だな…」と思ったら、お金を出して業者に持っていってもらう方法もあります。

特に引っ越しの予定がある方は、家具を処分する良いタイミングです。今回は、引っ越しするときに上手に家具を処分する方法をご案内します。

◆いらない家具、捨てる?引き取ってもらう?それとも売れる?

最近は「タダでもいらない」という言葉を聞くようになりました。これは、物を捨てるのにもお金がかかる時代になったことを感じさせますね。

さらに、高かった家具、長年使った家具は、できれば捨てるのではなく次の誰かに使ってほしいという気持ちもあると思います。では、家具を処分する方法にはどんなものがあるのでしょうか?

大きく分けると「捨てる」「引き取ってもらう」「売る」という感じでしょうか。

ここではまず、捨てる時の具体的な方法を見ていきましょう。

(1)家具を捨てたい人は?

  • 粗大ゴミとして捨てる

大きな家具は、粗大ゴミとして自治体のゴミ収集ルールにそって、回収してもらいましょう。粗大ゴミの回収には料金がかかる自治体が大半です。

一般的には、粗大ゴミシールを指定店舗で購入し、それを貼って、自治体にゴミ収集を申し込むルールが多いようです。指定された日に、自宅前にシールを貼った家具を出しておくと、回収してもらえます。

もう少し節約したい人は、自分で自治体のゴミ収集所へ持ち込む方法があります。

軽トラックなどに自分で家具を積んで持っていけば、粗大ゴミシールよりも安い料金で引き取ってもらえることが多いでしょう。

粗大ゴミのルールは住んでいる場所で異なるので、自治体のホームページなどで、詳しく確認してください。

[ちょっとした裏技]

「粗大ゴミシールも安くないな」と思う場合、燃えるゴミなどのルールに沿って捨てる方法もあります。

たとえば木の椅子。一片が「○○cm以下」など燃えるゴミとして捨てていい大きさまで分解すれば、ゴミ袋に入れることができますよね。

そのため、ホームセンターなどで、電動のこぎりを買ってきて、椅子を木片になるまで細切れにして捨てるという方法があります。

ただし、電動のこぎりの代金が粗大ゴミシールより高いと、結局お得ではありませんので注意しましょう。

それから、粗大ゴミを切って小さくしても一般ゴミとして出してはいけない自治体もありますので、事前に確認することが大切です。

次号では、引き取ってもらう時の具体的な方法を紹介します。